創立45周年記念式典  クラブの見直しと活性化


東北新幹線の開業は、盛岡に社会上・経済上の変化をもたらしたが、日米経済摩擦の激化や円高の進行、雇用情勢の悪化など悪条件がかさなって、1982−83年度は不況感の強い1年となった。しかし、厳しい状況のなかにおいてこそ、自分の周囲を見直し、現状を変革しようとする動きが生まれてくる。
こうしたなか、さまざまなクラブ活性化の試みが実行され、その成果の上に立って創立45周年記念例会、および記念式典の準備がすすめられた。実行委員会の設置が発表されると、委員長の指示のもと総務委員会のメンバーによって記念行事のアウトライン作成作業がすすんだ。実行委員会は、クラブを見直す機会をつくるとの趣旨で、記念例会をブレーンストーミング方式で行うとともに、赤澤多兵衛会員に盛岡ロータリー45年のあゆみを講演してもらうとの計画を立案した。
また記念事業委員会は、新住居表示 (昭和38年) によって失われた由緒ある町名を後世に語り伝えるため、「もりおか思いでの旧町名図」を制作して盛岡市に寄贈することにした。これは、昭和35年当時の盛岡市街図を横2.8メートル、縦1.7メートルのセラミック製の地図にしたもので、1984年6月に新装なる市役所の市民ホールの壁画に飾られることになった。
こうして準備が整い、1984年2月23日、盛岡ロータリークラブ創立45周年記念例会・式典・祝賀会は、盛岡グランドホテルにおいて、雪のふりしきるなかを駆けつけた中村直岩手県知事、太田大三盛岡市長、川並健ガバナーはじめ6人のパストガバナーほか、多数の来賓の出席をあおいで、拍手と感激のうちに挙行された。
この記念例会・式典・祝賀会は、クラブ見直しの機会をつくろうという実行委員会が企画した趣旨を十分に浸透させると同時に、「式典はおごそかに、祝宴は華やかに」という栃内会長の方針を出席者全員が実感する、熱気にあふれた祭典になった。 
45周年記念式典 記念事業
記念事業として市庁舎市民ホールに送られた 「旧町名図」



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